2025年1月24日

行者にんにくの出荷が始まる

満を持して『行者にんにく』の出荷が始まる。昨年10月に収穫して屋外で凍結させ、12月末にビニールハウスに搬入して、ゆっくり凍結を解凍した。

春が来た(春化)と勘違いした『行者にんにく』が芽吹いてきた。滋養強壮、スタミナ山菜として知る人ぞ知る『山菜の王様』である。当農場は育成期間を伸ばし、新しい根が発根するまで待つ。独特の匂い、旨みが増し、栽培している『行者にんにく』が天然物 に近づくようになる。市場ウケは悪いが葉、紫の袴、白根部分がそれぞれ3分の1になるようにしている。

通販サイト『食べレア北海道』にて販売しております。

2025年1月20日

『大寒』なのに春がきた!行者にんにくの伏せ込み

Filed under: 行者にんにくについて — 管理人 @ 6:03 PM

大寒の本日、最高気温7℃と暖かく、にわか雨が降っている十勝鹿追です。春の陽気に畑の雪が溶けてしまいそう。越冬している長芋のために雪が欲しい十勝です。

ビニールハウスに搬入した行者にんにくが芽吹いてきたので、地面に伏せ込みを行う。白い部分は3〜4日後には紫色に変化して出荷可能になる。

『行者にんにく』は幻の山菜、山菜の王様と呼ばれるようになり、全国からの問い合わせが増えてきている。

従来の『食べレア』のショッピングサイトや道内のスーパー、デパートなどで販売しております。

2025年1月14日

行者にんにくが順調に成育

Filed under: 行者にんにくについて,長芋について — 管理人 @ 5:59 PM

12月27日に凍結した行者にんにくをビニールハウスへ搬入した。3重にトンネルをすると最低気温10度前後に保温できる。日中は30度前後まで高温になるので、春がきたと勘違いした行者が芽吹いてくる。おおよそ搬入してから1ヶ月で出荷可能となる。

4月、長いもの春ほり準備に向けて、M7クボタトラクターを水平に維持するシリンダー(定価16万円)を取り付ける。長芋プラウの水平を修正可能になるため、長芋の傷や折れが軽減でき製品歩留まりが良くなる。

2025年1月1日

今年もどうぞよろしくお願いします。

Filed under: 未来へ向かうこれからの農業 — 管理人 @ 11:40 AM

謹 賀 新 年

 

静かな正月の朝を迎えました。昨日は10cmほどの降雪があり冬らしい景色となる。昨年暮れは郵便局のシステム障害により、本州の元従業員(豪州に移住)の住所に郵便物が転送され、会議の出席や請求書の支払いができなかったことをお詫びいたします。こんなことが起こるとは想像しませんでした。

昨年の農場の決算は、収入は2年連続の豊作にもかかわらず、前年と変わらずでしたが、支出はどの項目も1割程度増え厳しい結果となった。農業機械の更新は控え、できる限り自前で修理して使用する。トラクター等の新規購入などは高額で不可能に近く、元が取れません。農業機械、農薬等の資材価格はまた値上げすると聞く。

従業員のベースアップも5%は必ず遂行するので、例年以上に収入増加を見込んだ営農計画を策定しなければならない。昨年仕事が枯渇した10月に加工用キャベツ、加工用馬鈴薯、大豆などを増反して収入を確保する。また16年ぶりに農地の賃貸借が農業委員会から認められ1割程度栽培面積が増える。

JALを再生した京セラの稲盛方式を取り入れて、社員一人一人が経営者となってトップダウンではなくボトムアップも取り入れるようにしたい。社員それぞれに担当部門を与えアメーバ方式に独立して経営するのを目指す。新規就農も加味して法人及び一部独立構成員としての活動もありかなと感じている。既存の高価な農業機械、農地などを安価にシェアー利用をして、初期投資のかかる新規就農を避ける方法も魅力がある。新しい新規就農を取り入れていかなければならない。

そんなことを初夢に、正月あけに帰ってくる従業員と相談してみようと思う。全員が社長待遇で協力しながら営農できることが理想なのか。労働力不足を解消しながら対策を練る。これが一番であろう思う・・・。

このページの先頭へ