2024年6月30日

6月30日畑の様子。2日間連続の30度超え

Filed under: 畑の様子 — 管理人 @ 9:49 PM

暑い6月でした。2日連続で30度越え、3日前も夕立のように雨が降り、今晩も雨が降り作物には最高の状況。適度に降雨があるがすぐ乾いてしまう大地です。

暑い中、湿地の畑にキャベツの定植を終わらせることができ、頑張ったスタッフには軍資金を渡して帯広へ。楽しそうな写真をLINEに送ってもらう。カラオケにこれから行くそうである。朝まで歌ってこいと伝えた。これで全員ではありません。

男爵芋は花盛り、小麦は開花が終わり7月中旬過ぎの収穫に向けて最後の踏ん張り。大豆と長芋はすくすくと成長。今のところ昨年並みの作況を維持している。加工用キャベツは球体が直径10cm程度になり7月13日頃の収穫開始に向けて万全を期すが、干ばつ気味のため生育が停滞している。

2024年6月14日

手取り除草の前に除草機入れ

Filed under: キャベツについて,農業機械の話 — 管理人 @ 8:11 AM

6月は加工用キャベツの手取り除草の仕事が続く。手取り除草の前に除草機(カルチ)を入れ、株間以外を雑草処理する。機械では除草不可能な株間付近を『ホー』を使用して手取り除草する。

使用する除草機を引くトラクターは昭和48年、イギリス製のマッセイファーガソン。機械式のため51年使用しているが問題なく活躍している。少々燃料漏れ、冷却水漏れ、オイル漏れなどあるが、冷却水やオイルは足せば良い。エンジンオイルは5年おきにミッショオイルは15年くらいで交換で大丈夫。維持費は格安である。

50年前後のマッセイファーガソントラクターは5台ほど(型式MF185、165、135など)現役で使用している。今まで50年、これから50年使用可能ではないかな。故障しても部品があるので安心である。

2024年6月11日

6月11日、畑の様子

Filed under: 畑の様子 — 管理人 @ 8:11 PM

大豆畑に昨年の掘り残しのジャガイモが生えてきた。雪が多かった防風林の近くは凍結が浅く、ジャガイモが生き残って悪さをする。これからスコップ等で掘り起こして捨てなければならない。北海道弁なら投げなければならない。

加工用キャベツは畝も塞がり結球を始め、7月中旬の収穫を目指す。昨年より生育が遅いように感ずるが、今後の天候で左右される。

長芋はやっと発芽始めとなり、ツルが這うネットの準備は整った。昨年比遅れ気味である。

小麦は発芽が揃い、明日あたりから開花が始まる。好天に恵まれるとほぼ豊作が決定する大切な時期になる。7月に猛暑になると干し上がってしまう危険があるが・・・・。今後の天気に期待する。

2024年6月9日

加工用キャベツの草取りが忙しい!

Filed under: キャベツについて — 管理人 @ 7:31 AM

5月は適度な降雨があり、作物にとっては最適な環境である。生育が順調な事もあり雑草も元気良くなってきた。6月に入ると低温が続き豆類(特に小豆)、長芋の発芽が遅れている。少し懸念している。

現在発生している雑草を放置すると、7月中旬の収穫期にはキャベツが見えなくなるほど成長する。キャベツの葉が展開しないうちに手取り除草は欠かせない仕事である。1回では綺麗に除草できないので2回ほど作業しなければならない。

大変な作業で『肩も凝る』下を見るので『首も痛くなる』。ホー(除草くわ)を口の字を書くように株の周りに生えている雑草を取り除く。台湾の若者は初めての作業で、他の作業と組み合わせて午前と午後で班交代する。販売単価が高く無いとやってられない作物でもある。流通、販売店の方も単価アップに協力してもらいたいですね。経費高騰のしわ寄せは末端の生産者が負担すべきではない。全体で補うべき事である。

540m先の畝の端を見た時は『ため息』を吐きたくなるが、『今日1日頑張る!』と言う気持ちが勝れば雑草は無くなる事になる。綺麗になった圃場は良質の千切りキャベツの原料になり、日本人の大切なビタミン補給の役割を果たす。健康な日本人形成に一翼を担っていると考える。元S県知事にこの作業させてみたいですね。

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