



雪室低温貯蔵じゃがいもを週に2回、山ワサビとともに市場に出荷をしている。いよいよ南国から『新じゃが』が出荷されてきた。徳之島と言えば3年前、当農場で知り合い昨年結婚した日本人男性の満と香港人女性のケーシーが新規就農して、じゃがいもを栽培している。
気になってメールをした。現在、じゃがいも堀り最盛期のようで、先週10キロ2600円していた生産者価格は10キロ1500円と値下がりしているそうだ。収穫作業は手で拾っているので北海道のようなポテトハーベスターが欲しいとのこと。あまりにも可哀想なので使用していないポテトハーベスターをどうやって送り届けるか悩んでいる・・・。
九州から新じゃがが出荷されてきたので在庫している雪室低温貯蔵のじゃがいもの選別と出荷を急ごう。一日4人ほどで100ケース前後が手選別なので限界である。まあ、そのうち終わるでしょう。
Lineでじゃがいも畑の写真が送られてきた。種芋は北海道の栗山町産『品種ニシユタカ』だそうだ。赤土で育った南国のじゃがいもは肌が白くて美味しい。新じゃがは市場で10キロ3000円前後の価格で取引されている。ちなみに北海道産は10キロ2000円前後である。写真のような広い圃場であれば、東洋農機のポテトハーベスターでも活躍できそうである。収穫機(ポテトハーベスター)をバラしてトラックで運搬するといくらかかるのだろうか。















今まで混み玉の出荷が主流だったが、市場へ初出荷が決まり5段階の規格に選別することになった。昨年までは丸系の男爵、キタアカリ等は売れないということで市場から断られていたが、今冬はじゃがいもの品不足から高値で推移して丸系でも売れるようである。本来メークインが売りやすいため欲しいようですが。鹿追の土地は帯広近辺の肥沃な沖積土と違い、湿性の火山性土が多くメークインの栽培には適していない。よって鹿追ではほとんど栽培されていない。当然我ファームも自家用に少しあるだけである。



















ビニールハウスもすっかり雪に埋もれている。