8月の猛烈な残暑の影響で、半月以上の速さでキャベツの収穫がおわってしまった。35℃前後の猛暑日のヒートショックで、ダメージを受けた加工用キャベツは病害のオンパレード状態。放置するには非常に危険なので収穫適期の前に作業を終えた。
掘り取り期限が迫っていた馬鈴薯『男爵』の収穫を1週間ほど待って、2台のキャベツ収穫機で作業を急いだ。本年も約10haの面積を栽培し、約800トンの加工用キャベツを全量JAに出荷した。
収穫作業の過程で体調を崩した1名以外は事故もなく無事に出荷を終えたことで安堵する。頻繁に発生した収穫機の不具合は自前で処理できたが、排気フイルターの強制制御には参ってしまった。R3年に導入した収穫機はこの装置があり、今までは作業しながら再生していた。使用時間が約700時間を迎えた時点で突然、強制制御によって作業不可になり駐車再生モードに突入。販売店のIに相談するが点検修理の経験がないのでわからないとの返答。Y社に相談したところ』『私どもが販売したのではないので、、、』との返答。Iの営業さんにあちこちに聞いていただいたが問題が解決しない。
私がやむなくY社のサービスに聞いたところ、I本社(岩見沢)からY本社(江別)に整備依頼をすればY社で来てくれることが判明する。その後は敏速にY社のサービスさんに来てもらい、約1時間程度で駐車再生モードが作動してエンジンが復活した。こんな事もありました。
排気フィルターはPM(スス)の除去装置で交換すると約60万円の高額の費用が必要だと言われ驚く。今回は交換しないのでホッとする。こんな装置は誰しも必要としないし、外したいところだが・・・。装置に詳しい方は作動できないようにすることが可能と聞いている。