2015年10月16日

修学旅行でサツマイモを収穫する&農業体験

Filed under: サツマイモについて,体験付き修学旅行 — 管理人 @ 8:32 PM

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6月3日に定植したサツマイモ(品種ベニアズマ、安納芋)を収穫する。今年は定植してから干ばつや低温で萌芽が遅れ、成育期間や積算温度が充分でなかったようだ。昨年に続き小ぶりの出来となった。

気温10度前後の寒さのなか、大阪府立北千里高校の4人の生徒にも農業体験として収穫をしてもらう。冷たい西風が強いなか震えながらの作業となり、北海道農業の厳しさの一端を体験できた。マレーシア、台湾からの若者達と交流も親密にできたようで、中身の濃い修学旅行になったと思う。

当農場で働いている京都大、慶応大、マレーシア理科大の現役大学生との楽しいカードゲームで夜も更けていった。罰ゲームは壁ドン?・・・だそうです。勉強頑張って京都大でも目指しましょう。

2015年6月7日

サツマイモの定植

Filed under: サツマイモについて — 管理人 @ 7:50 PM

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鹿追町環境保全センターで発電された予熱を利用して生産されたサツマイモの苗を定植する。夜は大雨の予報で霜や干ばつに弱いので実施する。

焼き芋用の『安納芋』1800本、生食用の『ベニアズマ』1800本の合計3600本を手植えした。6人でおおよそ3時間の作業時間を要した。

安納芋は初めての栽培になる。今年の冬期間はスーパーで焼き芋でも販売しますか。

2015年5月30日

さつまいも用マルチ施工する

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6月上旬にサツマイモの定植を予定しているので、約1反の面積をマルチした。今年は安納芋(焼き芋用)とベニアズマ3000本を定植する予定。サツマイモの試験栽培も6年目を迎えたが、ついに鹿追産のサツマイモが干し芋として商品化され販売に至っている。

2015年2月1日

いよいよ鹿追産「干し芋」販売へ

Filed under: サツマイモについて — 管理人 @ 6:16 PM

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試験栽培を始めて苦節5年が経過した鹿追産さつまいも。これを使用した『干し芋』がデビューします。

商品名は小学生から公募したなかから「あまひめ」と決定した。当農場産、無農薬栽培のさつまいも(品種)『ベニアズマ』も使用しています。

今回、町民の全世帯に順次無料配布され賞味できることになった。甘みが十分のって糖度が高く、柔らかく仕上がっている。歯の悪い方でも食べやすく、子供からお年寄りまで美味しく食べることができる。

驚いたことに1歳の孫がムシャムシャとあっという間に1枚をたいらげて2枚を美味しそうに食べていた。これはいけるんじゃないか!と自信を持った瞬間であった。

糖度は最高で16前後あるそうで、非常に甘い『干し芋』には驚きを隠せない。ではなぜ甘いか? 北海道産のさつまいもは府県物より小ぶりだが、でんぷん質が多く含まれ、冬期間保存してゆくとでんぷん質が糖質に変化して、本州産よりいっそう甘みが強いさつまいもになる。ちょっと贅沢な悩みかも知れないが、甘すぎるかもしれない。

今後は町内を手始めに販路拡大をしていく予定だということで、期待を込めて応援したい。町さつまいも研究会では更に増産体制を組み、苗作りから干し芋までの生産ラインの強化に取り組む。また干し芋アイス、焼き芋アイスなど町内のアイスクリームとのコラボ、規格外品を使用した餡パン(町内数件あるパン屋さんで)、1本その物の焼き芋など原料を無駄なく使用する体制も組む。ただ単に焼き芋の販売も研究してゆく。

2014年7月12日

7月10日農作物の作況

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4月末に定植した加工用キャベツ「品種おきな」です。大きい物で2キロ近くまでになりそろそろ収穫の時期を迎えました。一個一個手で収穫する予定ですが、初めての作業になるためどうなることやら。

価格はケールと同等でまずまずの収入になります。町平均で6500〜7000キロ/10a当たりの収量を見込んでいます。今のところ病害虫も少なく豊作傾向です。

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こちらも初めて栽培する「山わさび」です。草だらけになったので手取り除草をしています。11月の収穫に向けてせっせと成長をしているのかな?あと4ヶ月の期間があるので大丈夫なのでしょう。

今日は少々暑かったので3時のおやつにアイスクリームのサービスをする。気温30度近くになると西瓜や舐瓜のサービスも致します。喜んでくれる顔を見るのが楽しみなのです。ハイ!

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秋播き小麦「品種きたほなみ」。不稔粒が平年より多く感じ、見るたびに期待が持てなくなる。穂長も短く・・・・がっくり・・・・。隣の芝生が良く見えます。

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葉の枚数が5〜6枚程度になった大納言小豆。順調に行けば今月末か遅くても8月上旬に開花期を迎える。大納言はこれから一気に成長を始めあっという間に畝がふさがり倒伏する可能性がある。せめて小豆くらい豊作を願いたいが・・・豊作だと相場の値段が下がる可能性もあり、どちらに転んでも期待はしなければ。

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さつまいもは枯れることもなく元気に生育を始めた。例年だと定植してから一度枯れて根本から再生してくるが、今年はなぜかすぐ根付いている。15日間続いた長雨の影響で定植が遅れたが、枯れなかったので生育日数は確保できたようだ。

さつまいも栽培は基本的に無肥料、無農薬栽培が可能である。痩せた土壌に適しているので施肥をすると「つるぼけ」の症状になりさつまいもに栄養が届かなくなってしまう。牛堆肥が投入されているので特に注意しなければならない。

 

2014年6月27日

さつまいもの定植

Filed under: サツマイモについて — 管理人 @ 9:32 PM

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町バイオガスプラントで育成していたさつまいも(品種ベニアズマ)の苗を引き取りに行く。約20〜30cmに伸びた苗1600本程度をはさみで切り取る。

IMG_359215日間連続の雨で定植が遅れやっと作業ができるようになったので実施した。あったかマルチを施工して株間30cmに手植えをする。意外と早く作業が進み、4人で2時間ほどで1600本を終了する。

 

2014年3月26日

鹿追町さつまいも研究会「試食会」

Filed under: サツマイモについて — 管理人 @ 8:07 AM

鹿追町環境保全センター(バイオガスプラント)にて研修が行われた。北海道農研センターのI氏の講演に続いて鹿追産のさつまいもで作られた「ほしいも」の試食会があった。

試験栽培を始めて4年が経過している。スイートポテトなどの試作品から感じていたことは、甘みは十分ながら水っぽさが商品化のネックとなっていた。それを逆手に取ってしっとり感ある「ほしいも」が今回出来上がった。

糖度は14〜15度あるそうで十分すぎるくらいの甘さを保持しながら、食感が柔らかく口の中で甘さが広がる。カロリーが少なく栄養のバランスが良いので女性のおやつに最適だと思う。乾燥した硬いものより柔らかくしっとりしたこの「ほしいも」はかなり注目をされそうな予感がする。

我ファームで貯蔵しているさつまいもは芽が出てきてそろそろ終わりに近づいてきた。専用の貯蔵庫がないので暖かい地下室に貯蔵していた。

町では10トン貯蔵能力のあるさつまいも専用の貯蔵庫を2基建設して本格的に鹿追産さつまいもの商品化に向けて準備が整った。これだと通年出荷に向けて対応もできそうだ。

まもなくほしいも乾燥機も稼働できるとのことで近い将来町民に向けて鹿追産の干し芋がデビューできそうです。過度な期待はしないようにしたい。

 

2013年10月23日

サツマイモの収穫作業

Filed under: サツマイモについて — 管理人 @ 6:07 AM

今年は小ぶりにながら写真のように大粒のサツマイモも収穫できた。ビート堀がが始まったために2班に分かれて収穫作業を行いほぼ1日で終了してビーニールハウスに収納する。

2013年8月17日

サツマイモのその後

Filed under: サツマイモについて — 管理人 @ 1:08 PM

2週間前に草取りしたはずなのに・・・。今年は作物よりも雑草の生育が旺盛なのには正直参っています。

こちらは同じ日に草取りをしたのですがあまり雑草は生えていません。サツマイモの生育は大きすぎず小さすぎず調度良い生育だと思います。お盆が過ぎると生育旺盛になりツルが地面を覆うようになります。サツマイモの生育は物足りない感じが調度良いのです。

2013年6月4日

サツマイモの定植

Filed under: サツマイモについて — 管理人 @ 10:09 PM

サツマイモ(品種ベニアズマ)を約4000本定植しました。昨年と同じ時期に行う。今年からマルチが高畦になり堆肥が比較的少ない畑の端を選んだので豊作の予感がします。

残り1000本は1週間後に定植を予定している。

 

2013年5月30日

さつまいもと行者にんにく

Filed under: サツマイモについて,行者にんにくについて — 管理人 @ 6:13 AM

今年予定しているさつまいも栽培の準備をしました。おおよそ5000本ほどの苗を6月上旬に定植するためマルチを設置する。

苗は鹿追町バイオガスプラントの余熱を利用したビニールハウスで育成栽培されたものを使用します。今年で試験栽培は5年目を迎える。

トラクターは最低のミッションでゆっくり進むが土をかけるのに従業員は汗たらたらで必死について来ます。ダイエットになったかな?

昨年10月に移植した行者にんにくの圃場は雑草が生い茂るようになったので雑草抜きを手作業でする。特に端の畝はギシギシや牧草がひどく作業が終わると綺麗な状態になった。

今日はさつまいものマルチ設置班3名、ケール定植班2名、ケール播種班4名、芋培土1名、行者にんにく雑草抜き班4名で作業をする。4班に分かれても作業は順調に進みます。

2012年11月8日

村瀬ファーム産スウィートポテトの試作品

Filed under: サツマイモについて — 管理人 @ 9:57 PM

オール北海道産スウィートポテトの試作品ができた。今までは乳製品、ジャガイモは北海道産で調達できたもののサツマイモだけは本州産を使用していたそうである。

昨年までは本州産に匹敵した甘みと大きさを生産できていたが、今年は有機質が多い圃場に栽培したためかツルぼけの症状がして少々未熟なサツマイモができてしまったかもしれない。栽培地が有機質を多く含むとカボチャ等も水分が多い有機質の味がしたものができる。ホクホク感はないがこれを好む若い世代が多い。

また皮自体が薄いため他社のスウィートポテトでは皮は硬くておいしくありませんが我がファーム産はやわらくて全部食べることができます。

無農薬、無化学肥料栽培を行い苗も鹿追産を使用した。来年は今年の反省をふまえ本州産と差別化(既成概念を捨て)した有機質に育てられたサツマイモに再挑戦する。加工業社さん問屋さんには北海道ならではのサツマイモの生産する過程を重視してほしいと考えます。

村瀬ファーム産100%サツマイモを使用したかわいいスウィートポテトはしっとりしていておいしかった。涙が出るほどうれしかった・・・。

2012年10月25日

サツマイモ収穫始まる

Filed under: サツマイモについて — 管理人 @ 8:33 PM

6月4日に定植したサツマイモ「品種ベニアズマ」の収穫が始まった。例年より20日近くおそい。試験堀で少し小ぶりだったため強い霜が降りるまで待ってみた。

本日の朝、気温0℃と待望の霜が降りたのでさっそくツルを切って200Mほど掘ってみた。今年は小ぶりながらまずまずの収量を得ることができ、明日本格的に全部掘ることにした。

2012年10月7日

10月5日のサツマイモ

Filed under: サツマイモについて — 管理人 @ 7:57 PM

試験堀してみましたがまだ小ぶりで少々ツルぼけした感じだ。昨年は10月13日に収穫したが今年は15日以降になりそうだ。甘みはまずまずで霜が降る頃まで収穫は待ってみる事にしましょう。

2012年9月6日

サツマイモのツルあげ

Filed under: サツマイモについて — 管理人 @ 9:40 PM

畑全体を覆っていたサツマイモのツルを畝にあげる作業をした。ツルが地面に付くと根を張り減収するため、一度根を切るツルあげという作業をする。

大変な仕事で汗だくで行った。

6人で300坪(1反)を約1時間かかって終了。今年は暑〜い夏のためかツルが成育旺盛だ。1株試験堀してみたがまずまずの大きさで10月の収穫まで後1ヶ月あるので豊作に近い収量が期待できそうだ。

仕事をさぼっているのは誰だろう!Yoveだよー!

2012年8月1日

7月30日の作況、サツマイモ

Filed under: サツマイモについて,畑の様子 — 管理人 @ 7:06 AM

6月4日に定植したサツマイモ(品種べにあずま)です。成育旺盛になりまもなくツルが地面をはうようになります。

こちらは6月12日に定植したもので、一週間の違いでこれだけの成育の差が出ています。収量にどれだけ変化があるか10月に収穫すると結論が出ます。また追肥などの試験栽培もあわせて行う。無農薬栽培なので雑草も次から次と大きくなってくる。

連日の夏日で毎日5cmぐらいの感覚でツルが伸びてきました。成育にエンジンがかかりもう誰にも止められません。追肥をしていたら大変な事になります。

2012年7月12日

フードECサミット in 十勝帯広

Filed under: サツマイモについて,体験付き修学旅行 — 管理人 @ 1:06 PM

表記のOSMC帯広実践会に出席してきた。ECの勉強会は初めての経験でしたが生産者以上にEC実践者の講演を聴いて熱意が感じられた。

最高級霜降牛肉を売って利益を追求していてはいずれ『疑問符?』という壁にぶつかる。牛本来の姿、野草を食み野山を自由に駆け巡り、国産自給飼料を食べ、ストレスのない健康な肉として出荷されることを!

北海道でも忘れられかけた飼育法である。多頭化飼育になり実施困難になりかけてきた。

写真のサカエヤの新保さんは共感してくれる農家さんと契約して国産自給飼料のみで近江牛を生産して販売して行く計画である。もう霜降りではなく本物の健康な牛肉である。本物とは本来の飼育方法の原点に返り環境に優しいエシカルな牛を育てる事だと感じた。

私たちも既存の農作物を含め新規の農作物を考えたとき、利益を追求するなら『たまねぎ』を第一に選定した。しかし、農薬を大量に投与するため断念した。

エシカルなもの(無農薬栽培)を中心に選定したところ『ケール、サツマイモと行者ニンニク』になった。先日、全国展開している食品問屋さんとの商談で北海道産のサツマイモが欲しいと言われた。というよりもこちらからお願いしたのか・・・。スイートポテトを販売するとき主原料のサツマイモだけが本州産なのだと。北海道産となれば何でも売れる訳ではないと思うが、安定した生産以外は無農薬栽培、甘さ等は本州産に劣るとは思わない。かえって害虫が少ないのでしばらく無農薬、無化学肥料で栽培できると確信している。

鹿追産のサツマイモが全国に出荷できるのは夢ではなくなってきた。

新規作物は環境に優しい無農薬を基本にした作物でなければと今日は強く感じた。それは『エシカルな作物』なのだ。このことを消費者に理解してもらえるよう生産者、流通業者、販売店が食育などを通じて努力しなければと感じた。

2012年6月30日

6月30日の作況(1)

Filed under: サツマイモについて,畑の様子 — 管理人 @ 9:04 AM

5月18日に播種したジャガイモ(品種男爵)です。根からストローが伸び塊茎が10mmほどに成長しています。掘り取りが始まる8月25日頃には40g~200g程度のジャガイモが一株から10個前後収穫できます。

6月4日に定植したサツマイモ(品種ベニアズマ)です。一度上部の葉は枯れますがほとんど新芽が出てきます。写真の葉は生き残ったもので、苗の生存率は100%に近い数字です。

現在はの苗の状態は良くないですがこれから繁茂してくるので追肥などはしないようにしましょう。元気のない苗の方がたくさん大きいサツマイモが収穫できると思います。

開花最盛期を迎えた小麦(品種きたほなみ)です。連日の30℃の気温と暑〜い日差しを浴びて受粉が進んでいると思います。7月末に収穫が始まる予定です。最近5カ年は28日頃に始まっています。

2012年6月4日

サツマイモも定植はじまる

Filed under: サツマイモについて — 管理人 @ 9:18 PM

長いもので1mほどに伸びたサツマイモのツルを適度な長さに切る。

最高気温23度Cのなかサツマイモの苗(品種)は『紅あずま』で約2000本定植を行った。手作業でするので半日ほど時間を費やした。残りの2000本は後日に定植する。

隣りの圃場では最後のジャガイモの倍土作業をしています。明日は最高気温27度になる予定。どうしよかなあ仕事が進んでいるので休みにするかな?

2012年6月2日

サツマイモのマルチがけ

Filed under: サツマイモについて — 管理人 @ 8:58 PM

サツマイモの定植にむけておおよそ1反にマルチをかけた。昨年は6月4日に定植したので今年も同じ日に予定している。

明日は休日なので然別湖を一望できる白雲山に登山することにした。ほとんどの従業員が参加してくれるので連休にしようかな・・・・と思ったが。濃霧で天気がぱっとしないので来週に順延するか。

2012年1月24日

もし食料の輸入がストップしたら!

もし食料の輸入がストップした場合、熱効率を最大限2020kcalした場合の食事例である。米、じゃがいも、甘藷が中心とした食事になると農林水産省では予測している。予測ではなくこうならざるを得ない。戦後まもないカロリーベースに落とすと国産品でほそぼそと食生活ができることになる。

しかし、じゃがいもは採算性、生産性を上げるには最小限の農薬が必要だが、サツマイモは無農薬、無化学肥料栽培が容易に可能である。そこに注目する北海道農業者がどのくらいいるのだろうか。。。。これからの農業は多岐にわたって想定しなければ。環境に優しい食料生産と供給の責任が農業者にもこれから重要になってくる。地道にするしかない。この話は数十年後に現実になるかもしれない。

2012年1月14日

今年もサツマイモがおいしいです

Filed under: サツマイモについて — 管理人 @ 2:24 PM

昨年収穫した約1トンのサツマイモを食べていますが、年を越して一段と甘みを増してきた。

昨年は雪室に貯蔵して1月末に全部腐らしてしまったので、今年は暖かい住宅の地下室に保管しています。サツマイモダイエットがあるそうですがこれだけでお腹がふくれます。ブリキ製の焼き芋機で焼いたサツマイモは蜜があふれそうなくらい甘く仕上がります。

町ではサツマイモの育苗ハウスを増設して本格栽培にむけ苗の提供を計画しています。今年は鹿追産の焼き芋をたくさんの方に味わってもらいたいものです。食べたい方は我が家にたくさん貯蔵していますので無料で提供します。遠慮なく来てください。

無農薬、無化学肥料栽培が可能なサツマイモは環境に優しく供給熱量が大きいので少ない摂取で満腹感が得られる。エコな作物としては最適な代物である。

2012年1月7日

3ヶ月の充電と冬眠と営農計画

Filed under: サツマイモについて,農場生活について — 管理人 @ 9:38 PM

冬期間は前年に消耗した体力、気力の充電期間となる。おおよそプロ野球選手と同じような雰囲気のoffの過ごし方かな?

ただむやみに遊んでいる訳ではない。昨年の反省をふまえて今年の営農計画を一月中に済ませる。圃場作付図はアナログでやり蛍光ペンで色分けしている。基本的に小麦とビート以外は連作しないようにしている。特にジャガイモはなか4年以上間隔をあける事に心がける。連作障害や栽培間隔が近い事による病害の発生が農業経営の根幹を揺るがすことになる。連作できる稲作と違って畑作は簡単なものではない。コンビニ、居酒屋チェーンなどの農業参入が増えてきてるが野菜ばかり同じ圃場に栽培しているとその問題に直面することになるだろう。

経営移譲したH5年より記録をしているが、当時は耕作面積が41haと現在より22ha少なかった。2月には販売作物、収支計画、営農方針などの営農計画書をJAに提出するが、今年から息子に初めて任せる事にした。少しずつではあるが10年後に迫っている経営者になる知識、教養を備えてもらわないと。アルバイトをしている余裕はないのだが。。。。。

今年大きく変わるのはサツマイモの栽培面積を大幅に増やすことになりそうだ。いよいよ本格的に栽培することになり商品名は『とかち de 甘藷!』に決定した。

今年も体重が4キロほど増えたが、夏場にはきちっと3・8キロほど痩せてもどる。200gくらいはどうしてももどらないので年々成長していく事になる。この間、京都のご家族とskypeで新年の挨拶をしたときディスプレイ一杯に自分のお腹を見せたところ嫁さんのお腹と間違われそうになった。これでは野球ができなくなる危険水域に入ってしまった。

 

2011年10月12日

サツマイモの収穫だ!

Filed under: サツマイモについて,農産物の収獲作業 — 管理人 @ 4:11 PM

二度にわたる台風と10月初旬の強い霜と氷点下の気温で昨年より小粒ですがまずまずの収量がありました。また防風林の下で化学肥料で栽培したサツマイモは全く収量がありませんでした。総収穫量は昨年より少なくなり反省材料となった。おやつに大学芋にして食べましたが甘みは十分でたいへんおいしかったです。

午後3時半に収穫終了を待っていたのごとく夕立が降り出した。とにかく雨が降る2011です。

2011年9月3日

9月3日の作況、サツマイモ

Filed under: サツマイモについて,畑の様子 — 管理人 @ 3:24 PM

今年は生育が順調なサツマイモです。いままで蔓上げ(蔓が地面に接触すると根がつき減収する)という作業はしていませんでしたが今年はしなければならないようですが。する余裕がありません。次男が鹿追神社秋祭りにサツマイモのコロッケを農村青年会で出店するため試験彫りをしました。まだ小さいですが今年は昨年の豊作より大豊作になりそうです。ところが9月の2度にわたる台風、10月初旬の霜や低温の影響で成長が止まりました。昨年よりかなり小粒になりそうです。

2011年8月4日

8月1日の作況、サツマイモ

品種べにあずまがいよいよ生育旺盛になりつるが伸びてほぼマルチを覆うようになりました。昨年より生育が2〜3日早いでしょうか。草抜きをしただけで何もしないまま10月の中旬の収穫を迎えます。かなり期待できるでしょう。

2011年7月5日

7月5日の作況(1)サツマイモ

Filed under: サツマイモについて,畑の様子 — 管理人 @ 7:05 AM

6月15日に定植した品種、紅あずまです。一度葉が枯れますが根元から新しい葉が出てきてほとんど枯れる事がありません。

2011年6月4日

サツマイモの定植

Filed under: サツマイモについて — 管理人 @ 6:09 PM

昨年は6月8日でしたが本年は本日4日にサツマイモの定植をしました。最高気温23度、最低気温10度と暖かくなり、降霜の危険も少なくなったため最適な日となりました。昨年は水を散布しませんでしたが、今年はこれから晴れの天気が続きそうなのでじょうろで水を散布しました。

株間30センチおきに直径10センチの穴をあけ約1000本の苗を定植しました。(その後500本定植済み)品種は紅あずま、鳴門金時、クイックスウイートの3種。

2011年2月20日

サツマイモ栽培を探る

Filed under: サツマイモについて — 管理人 @ 6:54 PM

先日、町農業振興課主催のバイオガス熱エネルギーを利用したハウス栽培に向けて視察研修をした。町議さんとJA農産課長とともに参加し、先進地の大正町のM農場のお話を聞かせてもらった。 Mさんも栽倍した当初は失敗をしてうまく苗ずくりができなかったそうだ。  北海道の農家はジャガイモ栽培と関連があると考えてしまうがその考えは一切捨てなければならない。 逆転の発想ではないものの苗づくりから貯蔵まではまったく違った作物なのだ。 

M農場では種イモはスーパーで売られているものでなるべく元気そうなサツマイモを選んでいる。  昨年は本州が暑さのため不作だったそうで種イモがないか本州からM農場に問い合わせがきているそうです。 将来種イモとして販売することも視野に入った。 その種イモを47度~48℃のお湯に40分浸し伏せ込み(種イモを並行にならべ隠れる程度に2~3センチ覆土)する。   芽が出て20~30センチになったら苗として地表から2~3センチを残して切り取る。  4~5回それを繰り返し採苗できこれが苗となりマルチをした成形畝に移植する。

 十勝、鹿追の乾性褐色火山性土は保水力があり有機質が多く、さほど肥料を施肥しなくても苗は枯れることなくほったらかしで大きなサツマイモがとれる。 なるべく雨が降りそうな前日に移植すると枯れる心配がない。 降雨後は霜の心配があり霜に弱い作物なので移植は注意しなければならない。  いまのところサツマイモは北海道ではめずらしいので病害虫も発生してないそうです。 

サツマイモは手間いらずの便利で美味しいダイエットにもなる作物である。 また経費がかからず収益性の高いこの作物を研究して損はないのである。

2011年2月1日

サツマイモ全部投げたよ!

Filed under: サツマイモについて — 管理人 @ 10:28 AM

 最近のしばれで雪室に収納しているサツマイモがついに腐ってしまいました。 保温シートをかけていたのだが床から寒さが侵入したようだ。 玄関などに貯蔵してあるものは大丈夫です。 となりの牧場の研修生にくばったサツマイモ全部投げたよ!  遠くまで持って行ったのでこわくて大変だった。 と言われたのでAコープで内地のめんこいサツマイモを買って研修生にくばりました。

きちんと雪室の扉をじょっぴんしていたのに最近のしばれはなまらきついからなぁー。

 約1300キロ収穫したサツマイモは多くの方に味見をしてもらいリピーターの方も沢山おられおいしかったよ!と言ってくれました。 腐ったサツマイモはわずか100キロほどのこして今年のサツマイモ貯蔵試験は終わりを告げた。 通称、赤土と呼ばれる褐色火山性土はサツマイモ栽培に適した土壌であり甘みも充分のり本州産より糖度は優っていると思います。 また牛堆肥、緑肥の導入で有機質が十分土壌にあり、水はけのよい圃場と最長の生育期間がとれればかなりの収量を期待できます。 今年は昨年の800株から2倍から3倍増の試験栽培をする予定。 

もしかすると十勝の土壌が日本のなかでサツマイモ栽培には最適なのかもしれないと気ずいたのは私だけではないとおもうが・・・・・・・。

2011年1月14日

野菜の売れ筋ランキング、甘さが重要

Filed under: サツマイモについて — 管理人 @ 4:02 PM

 2011年日本農業新聞で野菜売れ筋ランキングが発表された。1位高糖度トマト(4年連続)、2位サツマイモ(安納芋)、3位スナップエンドウと甘さが特徴的な野菜が上位を占めた。4位ブロッコリー、5位茶豆系エダマメ、6位アスパラガス、7位中玉トマト・黒豆系エダマメ、9位キタアカリ・ホウレンソウ・ミニトマト・ショウガ等と続く。 エダマメは中札内農協が長年の苦労の末産地化に成功している。 サツマイモは大正農協が推進しているがこれからだ。十勝で産地化するのには協力体制を構築し、10年~20年の長いスパンで考えていかなければならないと思う。

低価格志向が続くなか、鮮度、調理の簡単さ、安全性も前年並みだった。前年の天候不順をうけ「食味」が前年より17%売れる条件が伸びた。つまり食べて甘いと感ずるものが人気なのだ。北海道特産のじゃが芋のトップは「キタアカリ」、後は「男爵」、「メークィン」と続くが、やはり甘みのあるキタアカリが一番だ。 インカのめざめは知名度が低いのかな。

 NHKでグッチ裕三が料理がおいしく感じるときは甘さを感じる時だと言っていた。 料理には砂糖を使わなくては駄目だ。もしくは食品そのものの自然な甘さだ。プロの料理人も感心するというグッチ裕三の料理哲学だ。 砂糖を使用するときは北海道特産のてん菜糖(グラニュ糖)をよろしくお願いします。

 九州で栽培が盛んな野菜が今は北海道でも栽培できるようになった。 青汁の原料ケールも九州が盛んに栽培されているのが厳寒の地十勝でも栽培できるようになった経緯がある。 青汁も甘く(飲みやすく)なくては売れなくなった。 北海道は温暖化によってビジネスチャンスが広がったととらえた方が良い。  安納芋は種子島特産だが鹿追でも栽培できることがわかった。キタ安納とでも言っておきましょう。

鹿追町ではサツマイモの試験栽培をしていますが今年は日本最大級の鹿追町バイオガスプラントにて余熱を利用して苗の育成を試験することになり、試験栽培に取り組む農家が増えたそうです。より一層の研究が進むと思います。

2010年12月25日

はまってます

Filed under: サツマイモについて — 管理人 @ 4:58 PM

ブリキ製の焼き芋器をネットで本体1200円で購入(送料が840円、代引き手数料315円)さっそくやってみた。柔らかく、甘みが増し、ジューシーでめちゃくちゃおいしい。スイートポテト並みの甘さだ。冷めてから食べたが猫舌の吾輩には最適。  自家産のサツマイモを自宅で焼き芋にして食べれるなんて。一昔では思いもよらない事だ。ふかしてもおいしいが焼き芋は最高だ。 今度は陶器製の焼き芋器を試してみよう。 本当にうまい。

2010年10月12日

サツマイモが大豊作です

Filed under: サツマイモについて — 管理人 @ 6:40 PM

本日800株のサツマイモ(品種ベニアズマ)を収穫しました。約1300キロの収量があり大きさも甘みも十分すぎるくらいでした。 本格的に栽培を考えないと。 魅力がありすぎですね。無農薬、無化学肥料栽培ができ人体にやさしい食物。これに採算性があれば温暖化になった北海道では十分栽培作物の第一候補になります。販売先、苗代、栽培技術などをクリアーしなければなりません。そのためには一歩踏み込んだ研究、学習が不可欠だ。

2010年6月9日

サツマイモの移植

Filed under: サツマイモについて — 管理人 @ 8:02 AM

昨日、サツマイモ(品種はベニアズマ)の苗800本を移植しました。昨年から町役場農業振興課とともに試験栽培していますが、小ぶりのできながら甘みは十分でなかなかの評価で、町役場では学校給食に出しています。降霜が少ない6月に移植します。10月末の収穫が今から楽しみです。肥料も農薬もいらないのでクリーンな作物としてこれからの北海道では有力な候補になるでしょう。

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