昨年6月に定植して一冬越した山わさびを掘ってみた。諸先輩方のご意見だと、2年目になるとコルク化したり辛味成分がなくなるとの意見だった。さっそく試食してみることにした。
一冬越すことによって甘みが増し辛味成分が抑えられると聞いていたが・・・。しかし、辛味は成分は充分残り、ひと冬越したことによって甘みがありとても美味しい山わさびであった。低温倉庫を持たない農家でも、冬期間畑で貯蔵することができ経済的かつ旨味成分が増加するという、一石二鳥の効果となる。
こちらは昨年9月に定植した秋植えの山わさび。ひと冬越したことによって一回り成長している。これだと11月の収穫までにかなり太く大きく成長しそうだ。北海道では5月定植、11月収穫が主流のようだが、秋植えは間違いない栽培法になると考える。これも継続して試験栽培して行かなければならない。