2015年4月10日

今年も多くの若者が来る

Filed under: 従業員の話 — 管理人 @ 7:05 AM

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毎年多くの若者がワーキングホリデーを利用して、農場にやってくる。特に東アジアの台湾、香港を中心に応募がある。今年は少々コンパクトになったが、それでも10人前後にはなりそうだ。

彼らには能力に差があっても同じ条件で報酬を払う。意欲があれば何でも経験させる。今回はアスパラガスの枯れた茎葉を刈払い機で刈り取る作業をさせてみる。もちろん刈払い機の作業は初めてだが、エンジン始動などの操作方法を簡単に説明して実際に作業をする。後は本人に任せて作業は進行する。

機械操作の扱い方を間違えると怪我をしたりするが、基本をしっかり教えると大事故には繋がりづらい。鎌や包丁で手を切ることは時々あるが、それを乗り越えないと刃物などの扱いには到底慣れないことになる。安全と危険は常に背中合わせで機械操作や刃物の扱いはしなければならない。それがワーキングホリデーにおいて農業体験を意義あるものにするには大切なことである。そして何回も言っているが、リピーターで来てくれる農場でなければならないように、日々親方は心がけている。

『お父さん!なぜ枯れた茎を取り除いて燃やすのでか?』と従業員より質問が。『どうしてだと思う?』と逆に質問する。『燃やせるからなのかなあ・・?』 『ん・・・・ん?答えに夢がないなあ!』 『そうですかあ?』

『ある種の焼畑農業だよ、病害虫を防ぐために残茎を除去しているんだ。』と言ったが、夢はあまり関係なかったかなあ・・・。

 

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