今まで混み玉の出荷が主流だったが、市場へ初出荷が決まり5段階の規格に選別することになった。昨年までは丸系の男爵、キタアカリ等は売れないということで市場から断られていたが、今冬はじゃがいもの品不足から高値で推移して丸系でも売れるようである。本来メークインが売りやすいため欲しいようですが。鹿追の土地は帯広近辺の肥沃な沖積土と違い、湿性の火山性土が多くメークインの栽培には適していない。よって鹿追ではほとんど栽培されていない。当然我ファームも自家用に少しあるだけである。
ネットで検索してみる。じゃがいも選別機は新品なら100万円以上と高価なため導入は諦めて、手で選別することにした。中古でも50万円ほどするが、なぜこんなに高価なのか?ポテトハーベスターの廃品を利用して自作してみますか。未使用の減速モーターを使用して安価にできそうである。農機具メーカーにお願いしたいが、中小農家向けに安価な選別機を販売してくれないでしょうかね。ノブタさん、サークルさん、東洋農機さん、日農機さん北海道の農機具メーカーで制作しましょう。
K農協などは小麦栽培を縮小して馬鈴薯、大豆の栽培を奨励して選果場などを新設して増産する計画と新聞で報道されていた。鹿追のように農協と町が協力して、じゃがいも収穫機導入の助成をしてみてはどうですかね?
またJA鹿追町では大豆、馬鈴薯の選果場を独自で運営していないのだが・・・。今からでも遅くはないと思う。組合員が生産した農産物を少量でも自ら売る努力が必要だと思うが・・・。
今日、市場担当者から10キロ入りでコンナンで売れました。と連絡が入った。価格を聞いてソ・ソ・そんなに高値ですか!と驚いたのだった。