2021年4月18日

行者にんにくの株分け定植

Filed under: 行者にんにくについて — 管理人 @ 8:56 AM

昨年、行者にんにく栽培の師匠であったIさんが亡くなった。ちょうど10年前に「俺が生きている間に行者にんにく栽培の技術を教えるから、挑戦しなさい!」と言ってくれたことを励みに意欲がわいたのを覚えている。苦節10年、自前の行者にんにくが出荷できるようになったことが最大の成果である。

仕事が枯渇する1月から3月にかけて農作業が確保できるのが魅力である。付随して数百万円の収入を得られのも、貴重な山菜となりうる。11月中旬から1月中旬までは有給の冬期休暇。職員は旅行、アルバイ等自由に生活して良い。休暇後は元気に会社に戻ってくれれば問題はない。

異常気象に多少左右されながら、現状約60aの栽培面積を1haに増反することを目指し、職員とともに頑張っている。今年も芽吹いてきた株になった苗を、2~3本に株分けして、10~15cmおきに定植する作業が始まった。

年々、商談や問い合わせが増加して、増産しているものの栽培期間が7~8年も必要とするため需要に追いつかない現状となっている。春、秋に大量の豚糞、鶏糞、有機肥料を投入して栽培する環境も整えている。

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