8日ほど続いた長雨の影響で、片輪だけが軟弱な溝にはまり車輪が浮いてしまった。ジャガイモが約2トン、石が2トン満載していたため片荷となって傾いたのだった。
仕方がないので満載していたジャガイモを手でコンテナに移し、石は畑に一時保管する。ショベルで引いてみたがビクトもしないばかりか、製品タンクや油圧ユニットが地面に付いているため破損のおそれがあって一時中断してして考えてみる。
21歳の女子従業員が「車体の傾きを直したら良いのでは?」と忠告され、「それはごもっとも!」ということで浮いているタイヤに牽引ワイヤーをかけ、横に引いてみると見事に復元できた。あとはスンナリ溝から脱出可能となった。皆で解決すれば結論は早急に見いだせる実例でした。
ハーベスターの左の車輪が細いので、圃場条件が悪化するとこのような事態に遭遇することになる。左側だけ一軸3輪に改造しなければ車体の安定感は得られない。
何事も無く無事だったことは不幸中の幸い。片輪が浮いたのは生まれて初めての経験でした。ジャガイモ掘り取りの残りは9haほどになる。焦らず作業を進めよう。