2月ごろビニールハウスで作業中彼が現れた。今年4月から新たに高校生の下宿屋を始めるそうで、高校生に新鮮な地場野菜をたくさん提供したいと訪れた。真剣な眼差しで語る彼に共感して0円で規格外の野菜、ジャガイモなどを提供する約束をした。運動部に所属する学生は普通の学生より遥かに食事量が多くなる。それを同じ料金で賄いとのこと。なるほどと思った。
7月より約600トン余りのキャベツを11月まで収穫する。時には1割ほど規格外のキャベツを畑に廃棄するが、食べるには何も問題のない食材なのだ。部活でお腹をすかした下宿生に有効に活用されることは嬉しい限りである。
プロスポーツ界を目指す彼らの活力に貢献していただこう。ロールキャベツ、ミルフィーユ、サラダ、焼き肉のおとも、回鍋肉、一夜漬け、塩キャベツ、お好み焼き、餃子などなど。