ビニールハウスの外は−20℃の世界。一般的に農家が仕事をできない時に仕事ができることに感謝したい・・・大変だが良い作物に出会えた。
長い準備期間を経てやっと出荷ができそうになりました。なぜかというと。色々と問題点が・・・予定より2週間も遅れた。
1、行者にんにくの栽培を甘く見ていた。12月に加温をはじめて苗床が乾燥しすぎた。つまり水不足。今度はあわててたくさん水をやりすぎて苗床が冷えてしまったようだ。
2、露地栽培から苗を移動する時に仕事がなかったので苗の株をばらしてビニールハウス内に設置したため苗が弱ってしまった。
3、新設のビニールハウスであったが電気の配線が200m以上になりドロップダウンしていることに最近まで気がつかなかった。電熱線や暖房器具がたびたび切れていた。最初はジェットヒーターの調子が悪いと思い分解したが大丈夫なのだ。昼間ちゃんと火がつくのだが夜になると自然に消火してまう。延長コードや昇圧機を新調して、燃料等あらゆるものを試したがだめだった。ー25℃になった頃で苗床はかなり冷えていた。最後に電熱線を2回路夜間切ってみたところ灯油ボイラーが調子良くなり電圧が低いのとブレーカーの容量が原因だとわかりそれからは順調になった。かれこれ2週間ぐらい悩んだ。
上の写真は今朝で、下の写真は5日前でこんな感じでした。毎日収穫しようと朝9時半にビーニールハウスに行きますが意気消沈して帰ってきました。