2016年11月5日

ワーホリの皆元気でな〜!

Filed under: 従業員の話,農場生活について — 管理人 @ 8:39 AM

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昨日降り積もった44年ぶりの大雪に驚きながらワーキングホリデーの面々が農場を去った。

すっかり寂しくなる。ある人は香港へ、台湾へ、次の職場へと旅立つ。

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昨夜は送別会を地元鹿追町にある『大阪屋』で開催する。煮込みジンギスカン、ホルモン、豚タンで舌鼓。これに村瀬ファーム産の行者にんにくをのせて山ワサビと頂くと『これぞ北海道、十勝、鹿追』の味になり元気が出ます。行者にんにくはスタミナが出る幻の山菜で匂いが強烈なため持ち込み禁止です。

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今日は帯広地方卸売市場にある『ふじ膳』でネギトロ丼(500円と安い)ミニうに丼(700円)生ちらし(790円〜)、にぎり寿司などに舌鼓。ここが北海道で一番安くて美味しいと太鼓判を押された。市場の新鮮な食材を使用しているので美味しいはずです。

彼らはワーホリで認定されている労働で得た給料を資金に旅行やご当地グルメを堪能する。観光ビザは就労が不認可で3ヶ月の期間しか認められていない。今や体験型の旅行が注目されているなか観光ビザの期間延長や就労については早急に国として認可していただきたい。

農場を離れてからはレンタカーで道内を周り、各自次の目的地に行く。冬道の道内1周をするメンバーもおり、最近のワーホリも大胆かつ多様化してきている。交通事故には気おつけてもらいたい。

台湾も比較的新しい北海道と似ている歴史変遷をたどってきている。北海道は日本に組み込まれているが、台湾は50年の日本統治時代を経て第二次世界大戦後の国民党統治が今も継続している。日本人、台湾人お互いに海外旅行先ランキングでは一番人気のある台湾である。食べ物も日本人向けで美味しく、治安もよく安全で人間的にも日本人に優しく接してくれる。

以前、台北の大衆居酒屋で宴会をしていた時、農場に来ていた台湾メンバー10人位の輪に遅れて座った。途端、日本人はVIPルームではないとダメだと言われ移動したことがあった。よほど金持ちと間違われたのかと思ったが、悪気はしないので気持ちよく飲ましてもらった。『お父さんはどうして日本人とわかったかな?』と皆に質問すると、『お父さんはバリバリの日本人ですよ!』と質問が言い終わらないうちに返事が一斉に返ってきた・・・。あっそうか私は日本人なのだ。忘れていた。

文化や慣習の違いといえば。我農場で宴会や簡単な食事会をするが。感心するというか首を傾げたくなることがある。基本的に料理を担当するのが男性で、女性は座って料理が完成するのをおしゃべりをしながら待っている。ご飯のおかわりは男性に器を差し出して『い〜でんでん〜』少しという意味を告げる。男性はさっと器を持ってご飯を盛り彼女に渡す。飲み物も同様である。彼らたちの居間では台湾式の慣習でもあまり指摘しないようにしている。台湾の男性は優しくおとなしい性格の持ち主が多い。反対に女性は・・・・。

しかし、母屋で宴会する時は全員で料理したり食器類を並べたり準備するように指導している。特に前記した女性陣の動作が鈍いので『ここは日本です。ここのルールに従ってもらいます!』と伝える。日本人の男性と台湾の女性との国際結婚があまり勧められないところがここにある。その反対は大丈夫である。彼らは両親や祖父母の生活を見て育ってきている。日本より厳格な両親からの生活指導に従順して普段から励行している。純粋な生活態度や真摯な勤労意欲など見習うべきことが多い。開放的、自由すぎる日本とのギャップが激しい。

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男子従業員宿舎で香港のHo(帽子姿)が焼きビーフンを作って招待してくれる。例のごとく男性3人はせっせと動きまわる。以前に米粉麺(ビーフン麺)も作ってくれたが台湾の夜市や朝食の食堂で食べるより美味しかったかもしれない。

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