7・8年露地で栽培された苗を12月中旬までビニールハウス内で凍結させる。地温を上げるため苗床には電熱線をはわせ苗を3重に保温マットなどで覆った。灯油ボイラー等は使用せず寒い日は電気ストーブ程度の加温で済ませる。よって燃料代は電気が中心である。
十分に凍結されていないと苗が順調に生育しないそうである。つまり収量にも影響してくるが、今年は例年になく気温が下がったので室外で凍結させている方はなかなか解凍できないとのこと。
電熱線も20℃以上に苗床を暖めると腐敗等の症状が発症すると指摘された。なかなか難しい栽培方法である。例年は加温をはじめて20日程度で集荷できるそうだが今年は日数がかかりそうだ。
失敗の繰り返しで栽培方法を確立するしかないので今年度は予定の半分出荷できれば良い方でしょう。
ケール栽培も初年度は種を播種してほとんど発芽しなくて苗を破棄したことがあた。新規作物は1年に1回の試験では一人前になるまで数年かかります。気楽に構えるしかない。
札幌中央卸売市場に出荷者登録を済ませたが・・・・。地元農協では生産者(出荷組合がない)が少ないのでホクレン青果に出荷せずにとりあえず民間の青果会社に登録を済ませた。