2022年3月10日

加工用キャベツが発芽する。63年前の温度計

Filed under: キャベツについて — 管理人 @ 2:37 PM

3月4日に加工用キャベツを播種して7日目になり発芽が始まる。順調に生育すると4月24日頃に定植できる。7月13日頃には収穫可能となる。

「YR天空」は一般的寒玉品種「おきなSP」よりも10日ほど早く収穫でき、極早生で生育旺盛である。収量はおきなよりも劣るがチップバーンの症状になるよりはましである。昨年は好成績であった。「おきな」は干ばつ、高温の影響で、内部障害が多発して大量に圃場廃棄した。(金額にして1500万円相当)

本日は最高気温7度(最低気温は-5度前後)と暖かくなり、付近の雪は融けてきている。ビニールハウス内は20度~25度くらいになるように外気を取り入れ、かみさんと交代で協力して管理する。加工用キャベツを栽培するようになってから10年が経過して最近は余裕も持てるようになった。そんな時は危険なので、ふんどしの紐を締めなければ。

使用している温度計はデジタル1台と昔ながらの安価な温度計3台で管理する。写真右の温度計は昭和34年、鹿追町農協が貯金1億円突破を記念して製作した品である。今から63年前の骨董品だが・・・どうも年代が合わないような気がする。10億円かもしれない。10億円だと昭和44年なので現実的かもしれない。ちなみに100億円を超えたのは昭和61年、200億円は平成7年に。

いずれにしても正確に現代の温度計とともに活躍している。赤い液体は灯油だそうだがガラスに閉じ込められているので60年過ぎても大丈夫なのでしょう。

コメントはまだありません

No comments yet.

RSS feed for comments on this post.

Sorry, the comment form is closed at this time.

このページの先頭へ