4月16日、平年より6日も早くキャベツの定植が始まる。圃場には凍結の影響が残るが、気温の高い日々が続きキャベツの苗がすくすく育ってしまった。17日の早朝は-4度まで気温が下がったが定植した苗は根の張りが良好なので無事であった。
畝の長さが540mあるので職員3人が交代で運転と歩行を繰り返す。一日4キロ前後歩きながら作業をするので、ダイエットにはなったのでは・・・。今回の定植分は極早生品種なので7月13日頃に収穫期を迎える予定。
写真の畝立て施肥機は培土の高さ15cm,幅66cm、作業全幅266cm、施肥タンク最大積載量600kg(300間540mを往復可能)、適応トラクターは100馬力以上が望ましい。中古ロータリー(260cm)をホクレンアルーダで購入してJA鹿追町で製作していただいた。畝幅60cmの場合はロータリー幅240cmを使用する。
基準施肥量は140kg/10a(1反)で、20kg/2100円として約15000円を支払います。製作した畝立て機を使用すると5000円を節約でき、10haでは50万円も肥料代が得!をする。一年で機械制作費を還元できる。いいじゃないですか!
畝立て機は国産で存在しているが、本州向けで施肥タンクも小型、畝が3本など北海道では適応力が無い。JA鹿追町製は使用してみて素晴らしいエコで作業効率が高い機械である。技術力が高く感心している。