昨年導入したキャベツ収穫機のキャベツと根を切断する合わせ回転刃があるが、上下調整ができなくなる。自分で修理しようと挑戰する。パーツリストをもらっていなかったので、オサダ農機に連絡してFAXで送ってもらう。写真の合わせ回転刃が土やサビで固着して上下しなくなる。キャベツの芯が残ったり深く切り過ぎたりとクレームの原因となる。ハンマーで叩いて上下していた。
日曜日なので意気揚々と挑戦と思い分解作業に入る。まず回転刃を固定しているトラスビスのネジロックが強力で焼いても外れない。ビスの上に重ねてナットを溶接して外す。駆動チェーン、スプロケット、4個のスナップリングを取り、搬送ベルト、ドライブプーリーを外して中心にあるガイドシャフトを抜いてみる。
土やサビなどで固着しているのを発見する。紙ヤスリでサビを取り油を塗ってスムーズに動くようにする。ガイドシャフトの上部とベアリングにはグリスを「これでもか」と塗りたくる。専門家は土、ゴミを呼ぶと言うが、こうしないと一年スムーズに動いてくれない。
一年作業すると新品でも錆びるので分解整備が必要になる。ディーラーに依頼すると高額になるので自らすることが、機械を理解することと共に安価にできる。一石二鳥である。
整備後はスムーズに動くようになり問題は解決された。なんと一日を要したが、整備代無料と心地良い気分になった。
![]()
![]()
![]()
![]()
![]()
![]()
![]()