農水省の補助事業(取得価格の50%補助)により、28年ぶりにIseki豆用コンバインを新規更新する。至る所が自動化になり使いやすさが盛りだくさん。慣れていない職員でも運転(これが大切)ができそうである。来年からは大幅に小豆の面積を増やさなければならない。
現在、小豆の相場価格は23500円/60kとまずまずの値が付いている。さらにJAから500円/60kの出荷加算金、事業分量配当金1000円前後/60K,特別栽培契約小豆600円、出荷奨励金、運賃助成など合計2000円弱〜2500円前後/60kが相場価格に加算される。
小豆の主産地「十勝」は収穫最盛期を迎え、相場が下がらないと言うことは収穫量が期待できない表れ。莢数が多いが粒が小さくて収量に影響している。これから収穫をする山麓地帯は期待を込めたい。さあ頑張りますか!
写真①は左右チップソーの負荷計、5以上になると位置が低すぎるので上げる。ヘッド全体の刈高さセンサーがあるので、車体を左右に傾斜させて刈り高を調整する。一目でわかるので便利である。
写真②はS農場バージョンのゲージ輪付きデバイダー。タイヤがダブルであるのでデバイダーが地面に刺さらない。皆無である。左右のデバイダーにも装着したい。ロークロップベルトの爪は他社と比較して材質が柔らかく長いので、小豆のロスが少なく、石を抱えないのが最大の良さとなっている。石の多い畑は推奨します。
運転していても眠たくなる仕様?になっている・・・。と思ったがそんなことありません。直径20cm以上の石のある畑はチップソーの軸に挟まるので緊張の連続です。大豆と同じく培土はしない方が良いかもしれない(石の多い畑は) 。収穫作業が全部終了後にコンケーブを点検したが全く茎が詰まっていなく、回転するコンケーブのバー(ロールパイプ)が作用している。多少シーブに詰まっている程度である。
小豆は思ったよりも大粒で5俵近くはありそうである。と思ったが・・・。町平均3.7俵/10a、当農場は4.3俵/10aでした。