7~8年露地栽培した行者ニンニクをデガーで収穫する。幅1m長さ90mの畝4本を掘る。まずまずの太さになっているが細いものは再び露地栽培に戻す。ミニコン300ケースに収納して土をまぶして凍結させ、冬を感じさせる。
12月20日頃にビニールハウスに60ケースほど10日おきに順次設置する。二重、三重にトンネルをして夜間は小さな電気ストーブ2個で保温する。凍結がなくなり芽吹いてきたらミニコンから取り出して地面に設置する。それから10〜15日後には出荷できるようになる。50gパック手取り300円が取引価格のベースとなる。
収穫した後は隣の酪農家の堆肥をたっぷり散布してもらった。お礼にじゃがいも、長芋と交換する。不足分は大鋸屑の牛たい肥60トンと豚糞ペレット10トンを購入する。(栽培面積は50a)
行者ニンニクを栽培するためにはたくさんの堆肥、手間が必要となる。H24年から栽培がスタートして10年が経過した。栽培法を理解したようでまだまだ分からないことだらけ。奥が深いです。