秋播き小麦は開花が終わり晴天に恵まれたので豊作の予測。受粉が上手くいったでしょう。昨年は7月に大雨が続き不作の原因となったが・・・。現在は旱魃気味で雨が期待できない。雨乞いの儀式をすると怒り狂ったように大量の雨を見舞われるので静かにしていましょう。多雨より旱魃の方がベターである。
加工用キャベツは結球を始め7月中旬の収穫に向けてラストスパートをかける。この時期に異常な気象は生育に多大な影響を与えるので、適度な降雨を望みたい。旱魃で生育が停滞しているところに高温多雨の天候になると生育が旺盛になり結球内部の葉枯れ、微量要素不足などの症状になる。出荷不可能になるのは勘弁してもらいたい。嫌な予感がするが・・・。
極早生の品種(YR天空)であれば最低限それを防止可能であるが、品種(おきな)はもろに影響を受ける。もともと極早生の品種は生育が早いので収穫適期を逃さない限り危険度は最小である。収穫量は落ちるが早め収穫を推奨する。適期を逃すと腐敗などの要因になる。昨年のように本州が潤沢で供給過剰になると、真っ先に出荷できなくなるのは北海道の産地である。
本日は体力回復のため臨時休業とした。