4月18日に定植した加工用キャベツ(YR天空)の収穫がはじまる。昨年と同じ7月12日にスタートする。品種「おきな」は1週間から10日ほど遅れて収穫が始まる。
品種『YR天空』は鬼葉が固く取り除くのに大変で、ゆっくりしたスピードで機械収穫している。1個平均2キロ弱、10a 当たり7トン前後の収量がありそうである。日に日に出荷伝票を見ると収量がわずかだが増えていく。品種『おきな』になれば鬼葉も柔らかくて収穫作業も楽になる。と予想していたが・・・。
小雨の中だと2本の搬送ベルトが上手く挟めずキャベツが滞留してしまう。昨年駆動プーリーは交換しているが泥と水分でベルトが滑って回らない。ほとほと参ってしまった。毎年新品に交換していると数十万円を要するので、駆動プーリーに対策をしなければならない。JAではプーリーの溝の底辺部分にボルト3本を入れているそうだが。それほどベルトは痛まず効果はあるそうです。
JA担当者のアイデアを活用して、弊社の発案でVベルトの底辺部分が活用できるように、3カ所に6ミリのドリル穴を開け、6ミリのロールピンを打ち込む。効果抜群でベルトが滑らなくなる。これで1年くらいは寿命が伸びたのでは。
雨の時も作業をするために対策が必要です。派遣さんやアルバイトの方が来ているので簡単に仕事を中止するわけにもいかない。また、内部障害、微量要素、カルシウム不足対策として商社2社からカルシウム入り葉面散布剤を取り寄せ、防除毎に散布している。