毎日の様に雨が降っては晴れ間が出てる。気温は30℃近くありキャベツにとっては最高の条件になる。1個平均2キロから2.5キロほどあり、一日35トン前後のキャベツを収穫して、JAの冷蔵施設に運搬する。JAの野菜出荷センターは本州に向かうトレーラー6台ほどが待機して大混雑になっているそうである。
キャベツの個体が重くなると、収穫機も消耗して不具合が発生する。『社長!コンベアーから変な音がします!』というので見てみる。ローラーのベアリンングが錆びて、直径60m mのローラーが破損していた。
土曜日、日曜日になると機械類が故障して、修理依頼が不可能になる。JAに電話しても17時を過ぎたため休み。当然ディーラーなどは相手にしてくれない。仕方なく付き合いのある鉄工所に依頼してコンベアーローラーを旋盤にかけて修理してもらう。連休前だったので助かった。ついでに我が工場で掻き込みホイールのベアリングを交換する。ある程度部品は在庫していないと仕事になりません。
ベアリングの規格は内径が表示4桁の左から三番、四番目が内径の大きさに比例。20ミリ(04)が一般的なので6004、6204、6304などが多く使用される。25ミリなら05、30ミリなら06になる。外径は4桁の左から二番目だが、大きさに比例してはいない。概ね数字が大きくなると比例している。
JA整備工場にベアリング100個(2台分)ほど注文したら『えっ・・・。』電話口の相手が『そんなに?』というような顔つきが想像できた。キャベツ収穫機は必要なんですよ。